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この悪夢が消えるまで

夜中 目が覚める

頬を伝う涙のあと

あなたの綺麗な指が滑らかな肌を滑るのを

わたしは止めることができなかった

あなたの吐息が形よい耳にかかるのを

わたしはぼんやりと見ていた

漆黒の綺麗な髪を

くびれた細いウエストを

あなたは何よりも愛しそうに抱き寄せたから

わたしはただ気配を悟られないように夢から抜け出るしかなかったの

目が覚めると隣には心配そうな顔のあなたがいて

わたしは夢を見たとあなたに告げる

一番愛してるのは君なのに、とあなたが笑いながら言うのを聞いて

嘘ねと心で思いながらもわたしはまた心地よいシーツにもぐりこむ

あと1時間で目覚ましのベルが鳴りあなたが帰る支度をするまで

もう少しだけあなたの嘘に溺れていよう

せめてこの悪夢が消えるまで

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Comments

あなたの指が肌の上を滑るのも
あなたの吐息がかかるのも
髪をなぜてくれるのも
愛しそうに抱きしめるのも
あたしだけにして
あの人にもあたしと同じ事をしないで

あなたが あの人のところに帰ってしまう
後わずかな時間に
あなたの熱と形を覚えておきたい…

って感じてしまいます。

Posted by: ERIRI | May 16, 2006 12:05 AM

温もりも時間もその声も
例えばあなたがわたしを忘れている今だって
わたしにとっては永遠に続く愛しさだってこと
あなたは考えたことがありますか
その愛しさは真夜中ひとりで眠るわたしには
とても切ない悲しみにも変わるんだってこと
あなたは想ってみたことがありますか
それでも抱きしめてもらったその腕の
温もりも形も何もかもをこの体で覚えておきたい
そう想うことをとめられずにいるわたしの心が
あなたに届けられることはたぶん永遠にないのでしょうね・・・

物思う夜更けですね。
自分だけを愛してくれたら。
自分だけを見つめてくれたら。
その手が触れるのが自分だけだったら。
なんて、例えどんな恋の形でも想うのだと思います。
今、だけじゃなく、過去さえ、心を傷つけるのに十分だったりするんだもの。
幸せな時間が少しでも多くERIRIさんに訪れますように。
ご訪問ありがとうございます。

Posted by: ゆん | May 16, 2006 02:02 AM

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