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3回目のアニバーサリー

空に咲く花が今年も見られる季節がきました
大事な記念日だからとっておきの洋服を着て
新品のサンダルを履いた
ちょっとだけ足がちくちくと痛んだけれど
今夜あなたと踊れるくらいに幸せな気分
毎年来る幾つもの記念日を忘れないでね
付き合い始めた日にはKISSをして
一緒に暮らし始めた日には抱きしめて
誕生日には歌をうたって
そして花火の夜には好きだよって囁いて
辛いことも悲しいことも全部乗り越えて
今ここにいることを何よりも自分が祝福できるように

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SAYONARA

Dring2


結婚したいのよ
こどもをね生みたいなって思ったの
女として生まれたのだから
愛するこどもをこの手に抱きたいなと
心からそう思ったの
わたしはそんなに強くないから
独りでこどもを育てる自信はないから
だから結婚したいと思ったの
順序が逆かも知れないね
でも体の芯から湧き上がってきた想いなの
自分でもね ちょっと吃驚したよ
あなたを愛していけるなら
永遠に孤独でもいいとさえ思っていたのだもの
見返りも愛も求めないって思ってたんだもの
不思議ね
自分がこんなにも女だったなんて
自分がこんなにも普通だったなんて
そしてこんなにも弱くて強い
大丈夫
ちゃんと愛することができる人を見つけることができると思うよ
そしてゆっくりと緩やかな道を歩いていくよ
幸せの欠片をひとつずつ摘み取りながら
あなたとの事は綺麗な宝石箱にしまっておくから
忘れないよ
きっと忘れない
ただ純粋に愛してた記憶は心の中にしっかりと刻まれているから
いつか結婚してこどもができたら
めいっぱい幸せな顔して歩いてゆくから
遠くから見かけたら
おめでとう、と心の中で祝福してね
今までどうもありがとう

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会えて嬉しい

会いたくて走り出した想いは
何度も何度も躓いて
やっと今日あなたに届きました
桜が咲いていたよね
今は紫陽花も元気をなくして
庭では向日葵が咲こうとしている季節です
会いたかったよ
泣き出しそうになりながら漸く口にしたのは
溢れ出すあなたへの想いです
風に揺れる秋桜が咲く前にまた会いたいです
ほんの少しの時間でもいいのでわたしにください
どこにいても会いにくるから
何をしててもここへくるから

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もうひとつの未来

振り返ると懐かしい顔があった
引き戻される過去の感傷
何とか作り出した笑顔は
見る間に涙に濡れて
あなたは変わらない優しい顔で頷いた
そして涙など気が付かなかったように
バカな話でわたしを笑わせては
満足そうに微笑んだ
最初に出会った頃からやり直せたらよかったね
後悔なんて何もなかった
出会えてよかった
好きになれてよかった
けれど例えば過去に戻ってやり直せるなら
恋にはしなかったよね、とお互いが笑った
ずっと一緒に笑い会える未来を
友達として作っていけていたらよかったよね、と・・・

そんな未来がないふたりは笑って手を振って
振り返ることなくそれぞれの方向に歩き出した
きっと本当はこれで良かったんだよねとそれぞれが思いながら

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未来へ

走るごとに姿を変える月をみて
心が移ろうことを思った
強く信念と疑わずにいたあの頃の願いを
まるで最初から欠片さえ無かった様に
指を広げてそこから月を覗き見る
大人になったと誰かに言われ
愛想笑いを浮かべて目を伏せる
後ろめたさに羞恥しながら
なり切れない幼い葛藤を背後にそっと隠した
気がつけば大きな雨粒が窓を叩き
愚かさを振り払うようにワイパーを最速で動かした
カーラジオからは懐かしいバラードが流れ
何てタイミングなんだろうと苦笑する
目尻に滲んだ涙の雫は
流れることなく苦笑と乾いた
何も失くしてない日常
増えていく色んな捨てられないものたち
けれど心の中は空洞で
有益なものなど何も手に入れていない現状
走りつく先は星も輝く未来だった筈だったのに
今夜は月さえ姿を隠した
けれど悲しいのは
見えない未来に動揺しない自分の冷めた思いかもしれない

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