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曖昧な答え

わたしたち、これからどうなるのかな?

ある夜、ふと彼に聞いてみた。
聞きたくてもずっと聞けなかった言葉だったからあまりにすらっと自分の口から零れた言葉に自分自身が吃驚した。
彼は暫く迷っていたようだったけれど、それでも

そろそろちゃんとしなきゃいけないね

と至極当たり前のように答えた。
とても聞きたかった答え。
泣きそうになるのを必死で堪えて黙って頷いた。
結局もうちょっと待ってという彼の返事。
少しほっとした自分がいた。
生涯を一緒にすごすなら彼がいいなと彼を好きだと思った時に感じた。
運命なんてあるのかないのか、もしも運命があるとしたらきっとわたしの運命の人は前に付き合っていた彼なのだと信じてた。
魂の半分というのがもし本当にあるのだとしたらきっとこの人なのだと感じた。
でも彼と結婚するとかそんなことは思わなかったし、もしももう少し早くに出会えたらなんて思いもしなかった。
この人に運命は感じない。
そんな強い糸で結ばれているとどうしても思えない。
だけど、ずっと一緒にいられるときっと楽だろうなと。
こういう幸せってありだよなと思った。

でもそれでも迷う自分がいる。
自分で聞いておいて何事って感じだけれど・・・
ここにきて自信がないと不安になる自分がいる。

夢があった。
シンプルだけど率直で心にぐっとくるプロポーズがあって、それはサプライズみたいに彼の口から零れてきて、わたしは迷わずYESの返事をする。
結婚式や披露宴には憧れがなくてむしろしなくていいじゃん、って思ってる。
でも大事な友人にはふたりでちゃんと伝えて・・・
おめでとうって大事な人たちから言ってもらえて。
入籍はふたりで行って、わたしは金属アレルギーが酷いから指輪とか無理なので記念になるものを安くていいから二人で選んで。
いい年して子供っぽいなんて思われるだろうけどそんな風に夢を見てた。

でも何より一番大事なのはわたしじゃないと、と望まれていること。

これが一番感じられない。
まだまだ結婚とはいきそうもないふたりです。
不安もたくさんあって、自信もないわたしが何もかも覚悟を決めて踏み出せるのはもっと先になりそう。
そしてそれが彼であるとは限らないのかも知れないと、こんな話が出てから冷静に考えていたりするのです。

一緒になるということは、繋いだ手を離さないでいてくれることだと願っている。
わたし以外の人に手を差し伸べたらもう二度と一緒には歩けないし、自分のことに夢中で手を離したらお互いがお互いを見失うことになるのだということ。
人がどうだろうと、わたしはいつもどんな%でもいいからわたしを見ていて欲しいし感じていて欲しいと思うから。

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願った言葉

そろそろちゃんとしようか・・・

あなたの言葉に泣きそうになった

意外な程に望んでいた言葉

嬉しくて込み上げる思いが胸を潰す


でもそれだけ

現実はただ素直に頷けないわたしがいる

どうしたらいいのかな・・・・・・


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サクラ、ヒラリ

 嫌いになったわけじゃないよ
 ただもう一緒にいられないとわかっただけ
 どう伝えようか毎夜悩んだ
 心を決めた夜、その冬一番の寒さで
 空に雪が舞ってた
 ちらちらと白い粉が藍色の深い空から降りてくるのを
 ただじっと見ていた夜
 体は芯まで冷え切って風邪を引いたんだよ
 切なくて切なくて涙が零れた
 求めても求めても一緒にはなれないなら
 温もりはわたしの心を切り裂くだけだから
 
 そういえば初めてあなたを本気で好きだと意識したのも
 冬の寒い雪の日だったね
 一番欲しいのはあなた自身だった
 口に出せずに微笑むしかないわたしにあなたは
 「キミが一番欲しい」と迷いもなく言ってくれた
 電話を切ってから我慢していた涙が溢れ出た
 声を出して泣くなんて何年ぶりだろうなんて思いながら
 
 うれしくてうれしくて
 ただ幸せでいられた最初の冬だった

 けれど時は残酷だね
 人の欲望は尽きないよね
 ただ好きだと思えること
 ただ好きだと思ってもらえること
 それだけでは満足できなくなってしまったようです

 告げる言葉を選んで選んで
 だけど、本当は好きな気持ちを断ち切ることができないまま
 もう春です
 雪の変わりに桜の花びらが夜空に浮かび上がります
 もうじき、桜も散りますよ
 藍の空に薄桃色の花びらが舞う前に
 あなたに伝えたいと思います

 もう二度と逢うことはないと思います
 さようなら

 大好きでした
 本当に大好きでした
 だけどこれは言わないでいこうと思います

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色褪せない思い

あれからもう何年経っただろう
けれど思いは色褪せないままここに
いつもより肌寒い日国道沿いの書店で
わたしの手を振り切って走り去った
今繋いでいるこの掌の温もりを
ただ信じることができないのは
あの光景が鮮やかなままだからかも知れない
あなたの横顔を勇気もなく見つめているだけで
どうしても前に進めない

ねえ、この川はただ滔々と流れていくだけ
わたしたちこのままでいいのかな
行き先もないままただ流されていくだけ
それだけでいいのかな
並んで歩くわたしの泪に気づかない
触れている手が震えていることさえ知らない
不安な気持ちと同じように
あなたを好きだと思うその気持ちも
あの頃のまま色褪せてないこと
切ないけれどきっと一番あなたが気づいていないこと

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